(キムチ・担々麺・激辛 その18)○ 「旨激辛ラーメン」(農心)韓国ナンバーワンカップ麺メーカーとしてお馴染みの農心。その農心の旨辛ラーメンがクセになる辛さの激辛ラーメンとなって登場しました。 普通の味付けでも辛さが際立っている韓国のカップ麺。その韓国が激辛と認めるのですからかなりの辛さとなっていそうです。はたして最後まで食べることができるのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると韓国カップ麺ならではの酸味のある香りとともに、唐辛子のとても辛そうな香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。ビーフエキスの風味が漂ってきたと思ったら直ぐに辛さを感じることができ、その辛さは舌に刺激があるくらいにキレがありますね。 具はニンニク、唐辛子、長ネギの3種類となっており、ニンニクはスライスされたものでしっかりと味わうことができ、長ネギは大きめなので甘さを楽しめます。 麺は油で揚げたちぢれ麺となっており、韓国カップ麺ならではの食感というのを楽しむことができます。また激辛スープがよく絡むので最後の一本まで辛さを楽しめます。 ビーフの風味とキレのある辛さを楽しめるスープは一口いただくとクセになりそうな味わいとなっている一品。汗が噴き出るくらいの辛さですが残さずいただきました。 ○ 「サッポロ一番 ピリ辛みそラーメン チゲ風 秋限定」(サンヨー食品) 長きに渡って愛され続けているサッポロ一番のみそラーメン。そのみそラーメンをピリ辛で楽しめるチゲ風にもきのこが入った秋限定が登場しました。 きのこが入っただけではなく辛さとコクもアップしていてもっとおいしくなっているとのことです。チゲ風で秋の味覚を楽しめるというのは辛党に嬉しいことです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。スープに鼻を近づけるとコチュジャンと豆板醤の香りが漂ってきて食欲をそそられました。 早速、スープを一口いただきます。味噌の風味を感じた後にピリッとした辛さというのが追いかけてくるとともにあっさりとしているのとても飲みやすいスープです。 具はマイタケ、ヒラタケ、チンゲンサイ、ニンジン、コーンの5種類。秋限定ならではのきのこの味わいはチゲ鍋を食べているような気持ちにさせてくれますね。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、少し柔らかめとなっていますが、鍋の締めとして入れたラーメンのようにスープが染みこんだ味わいとなっています。 風味の良いピリ辛スープと秋の味覚であるきのこのハーモニーを楽しむことができる一品。これで豆腐が入っていれば完璧なチゲ鍋風の一杯となったことでしょう。 ○ 「ドンっと一杯 HOT CHILI」(サンヨー食品) 激安の殿堂としてお馴染みのドンキホーテとタイアップしているのかよく解りませんが、ドンキホーテで入手したカップ麺であることは間違いありません。 その名もドンっと一杯 HOT CHILIということで、唐辛子がしっかりと効いているチリ味となっています。ドンっとくるような辛さを楽しめそうな感じですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。ラーメンスープというよりも南米当たりで好まれていそうなチリスープを思わせるような香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。チキンエキスがしっかりと効いているといった感じで唐辛子がスープ全体に染みているのですが辛さは適度な感じとなっています。 具はソーセージ、キャベツ、タマネギ、ピーマン、長ネギの5種類。ソーセージは薄めの味付けなのでスープの邪魔にならず、タマネギはスープを引き立たせています。 麺はスナック麺タイプとなっており、柔らかめですがスープが染みているような感じとなっているとともに、具材もしっかりと絡むので美味しくいただくことができます。 チキンと唐辛子の味わいを楽しむことができるスープとタップリ入った野菜の味わいを楽しむことができる一品。辛さも絶妙なものとなっているのでお薦めの一杯です。 ○ 「サッポロ一番 担々麺」(サンヨー食品) 長きに渡って愛され続けているサッポロ一番シリーズから、中華料理の旨辛麺としてお馴染みとなっている担々麺がカップ麺として登場しました。 サッポロ一番シリーズといえば家庭料理というイメージが強かったのですが、今回は家庭料理と少し離れた担々麺です。いつもと違った雰囲気というのを楽しめそうです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺をほぐしてから特製ごまだれを入れてよくかき混ぜ、最後にあと乗せかやくをかければ完成。ゴマと長ネギの良い香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。思ったよりもスッキリとした口当たりでゴマの風味が少なめといった感じとなっており、辛さはピリッとした程度となっています。 具は挽肉、ゴマ、長ネギの3種類となっており、あと乗せタイプということで風味と食感がとても良く、特に長ネギはスープによく合う風味というのを楽しめます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、サッポロ一番シリーズならではの懐かしい食感だということがよく解ります。この食感が元祖即席麺ならではですね。 控え目なゴマの風味とラー油の辛さが家庭料理を思わせてくれるような味わいとなっている一品。やはり、サッポロ一番シリーズは家庭の味というのを忘れていません。 ○ 「どっさり野菜 韓国風チゲラーメン」(エースコック) 野菜をどっさりと入れて麺を少なくして新しいテイストを楽しもうといった「どっさり野菜」シリーズから韓国風チゲラーメンが登場しました。 野菜にピッタリの料理のひとつといえば鍋。その鍋の中でも女性に人気のあるのはチゲ鍋ですが、そのチゲ鍋を思わせるような味を楽しめそうな雰囲気が漂ってきます。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると唐辛子の香りがしてくるのが解り、目の前には野菜炒めを思わせるような野菜が現れました。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、チゲならではの辛さに加えて野菜の甘さがタップリと染みこんでいるような美味しさですね。 具はキャベツ、チンゲンサイ、モヤシ、唐辛子、長ネギの5種類。どっさりと野菜が入っているのでシャキシャキ感を楽しめるとともに、甘さも味わうことができます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、少し柔らかいような気がしますが、野菜と一緒に味わうことによって食感のバランスがとても良くなる感じです。 野菜の旨味と食感に加えてスープの旨辛さを心地良く楽しめるような一品。まるで、チゲ鍋の締めにいただくようなラーメンを思わせるような味わいとなっています。 ○ 「鬼辛らーめん」(テーブルマーク) ラーメンという食べ物なのに鬼という一文字がネーミングに入っているといった気合い十分のカップ麺の登場。その名も鬼辛らーめんです。 辛いものが苦手な方はご注意ください。といった注意書きが入っているのでとにかく辛いことが予想されますが、一応、辛いものは大丈夫なので全力で挑みたいです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を全部入れてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると粘膜を刺激するような唐辛子の香りが漂ってくるといった感じです。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、鬼というほどでもない辛さといった感じで、チキンエキスの味わいもしっかり確認できます。 具は挽肉、長ネギの2種類といったシンプルなものとなっており、ボリューム的にも少ないのでよく味わうことはできませんが、長ネギの風味はスープにピッタリです。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと麺そのものの味わいを楽しむことができ、スープと一緒にいただくと辛さとモチモチ感を楽しめます。 スッキリとしていて刺激のある辛さのスープが辛党には心地良く思えるような一品。鬼までいかなくても結構な辛さとなっているので気合いを入れて食べてください。 ○ 「CGC こだわりのキムチ」(日清) CGCグループと日清の提携により作られてリーズナブルな価格でお馴染みとなっているCGCのこだわりのシリーズからキムチが登場しました。 魚介の旨味を効かせたコクのあるピリ辛スープ。といったことが書いてありました。キムチの辛さと魚介の合わせ技でどこまでこだわりを表現できているのか楽しみです。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。カップに書いてあるとおり魚介の風味を感じることができるとともに、彩り豊かな具材が目の前に現れました。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、キムチのピリッとした辛さと魚介の旨味というのを味わうことができるといった感じです。 具は白菜キムチ、キャベツ、イカ、タマゴ、長ネギの5種類。白菜キムチはシャキシャキ感と甘辛さを楽しむことができ、イカは噛むほどに味わい深くなりますね。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、モチモチというよりもサクサクというほうが近い食感で、魚介とキムチの風味がよく染みていて美味しくいただけます。 ピリリと辛くて風味のあるスープは一口いただくごとに癖になるような美味しさとなっている一品。価格は抑えても味の方は抑えることなくしっかりと表現できています。 ○ 「スーパーカップ 2.0倍 味噌チゲ」(エースコック) 美味しくてお腹も満足することでお馴染みとなっているスーパーカップ。そのスーパーカップがさらに2倍になった超大盛り2.0倍から味噌チゲが登場しました。 韓国の名物料理のひとつであるチゲと日本の心の味でもある味噌をコラボしたということで美味しいのは確定。このため、いきなり2.0倍になったのかもしれません。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。辛そうな味噌の食欲をそそる香りとともに、心落ち着く魚介の香りも漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。甘酸っぱい味噌にキレのある辛さが加わった味わいとなっており、魚介だしも絶妙に効いているので鍋のおつゆのような感じです。 具は挽肉、きざみ揚げ、キャベツ、唐辛子、長ネギの5種類。全体的なボリュームから見ると少ない気がするのですが、それぞれの味わいはしっかりと確認できます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと程良い麺の柔らかさを感じることができ、通常よりも2倍の麺はボリューム感満点となっています。 チゲ鍋を思わせるような甘辛スープと腹一杯になるボリューム感はお腹も心も満たしてくれるような一品。超大盛りなのに最後の一滴まで美味しくいただけました。 ○ 「一風堂×蒙古タンメン中本 黒辛味噌豚骨」(日清) 東京ラーメンショー2010企画。奇跡のコラボラーメンとして一風堂と蒙古タンメン中本が一緒になって黒辛味噌豚骨がカップ麺として登場しました。 美味しくて辛いラーメンとしてお馴染みの蒙古タンメン中本、そして本場の豚骨ラーメンでお馴染みの一風堂がコラボしたということで間違いなく美味しいでしょう。 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの黒辛オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると唐辛子とキャベツの香りを確認できましたがはたしてその正体は何か。 まずはスープを一口いただきます。一瞬にして辛さが伝わってくるのですが豚骨エキスの味わいもしっかりと楽しめるといった感じで味噌の味わいはあまり解りません。 具は挽肉、キャベツ、キクラゲ、ニンジン、モヤシの5種類。味付けされた挽肉やキャベツの甘さとキクラゲの食感は辛いスープとよく合う美味しさとなっています。 麺はノーマルタイプのどちらかといえばストレート麺となっており、麺のコシの良さを楽しむことができるとともに、スープの辛さが染みこんでいるような味わいです。 濃厚な豚骨エキスと辛さの合わせ技を心地良く堪能できるような一品。クリーミーで辛いスープはなかなか味わえない美味しさということで食べて納得の一杯です。 ○ 「トムヤムクンラーメン」(タイの台所) タイ料理をもっと美味しく、もっと楽しくということで、タイの食材や調理品を日本に提供してくれるタイの台所からトムヤムクンラーメンの登場です。 トムヤムクンといえばタイ料理の代表と言っても過言ではありません。イメージとしては酸っぱくて辛いというのがありますが、はたして本場の味を楽しめるのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。トムヤムクンならではの酸っぱそうな香りが漂ってくるとともに、うす茶色のスープが目の前に現れました。 まずは、スープを一口いただきます。まるでレモンの果汁をそのままなめているのかと思うくらいの酸っぱさを感じた後にキレのある辛さを楽しめるといった味わいです。 具はマッシュルーム、キャベツ、長ネギの3種類となっており、マッシュルームは歯応えを楽しむことができ、キャベツは酸っぱさと辛さによく合う甘さとなっています。 麺は素麺をちぢれさせたようなものとなっており、柔らかめとなっていますがスープの酸っぱさと辛さがしっかりと染みこんでいるような味わいを楽しむことができます。 トムヤムクンならではの味わいをしっかりと楽しむことができる一品。さすがタイから輸入したというだけあって本格的な酸っぱさと辛さを満喫できるといった感じです。 |